Pediafx.com – 2023年8月29日火曜日
ペディア – 中国の不動産開発会社エバーグランデの株価は、2023年8月28日月曜日の取引開始時に87%急落した。エバーグランデの株式が取引されたのは2022年3月21日以来初めてだった。
2023年8月28日月曜日、エバーグランデの株価は2023年3月18日の終値と比較して22香港セントまで下落した。2023年8月28日月曜日の取引終了時点で、エバーグランデ・グループの株価は78.79%下落して取引を終えた。
エバーグランデの株式は、同社が2023年6月までに392.5億元(53.8億米ドル相当)の損失を計上したことを受けて取引を再開した。この損失は、861.7億元だった昨年の同時期と比べて縮小した。同社の収益は1288.1億元に達し、2022年6月の892.8億元から増加した。
2023年7月、エバーグランデは米国の裁判所に連邦破産法第15章の適用を申請した。これにより、他の地域で再編協定を進めている間、米国内の資産は債権者から保護されることになる。
香港証券取引所への提出書類で、エバーグランデは2023年6月時点で総負債が2兆3,900億元であると明らかにした。この額は、昨年同時期の2兆4,400億元と比べるとわずかに減少した。
2023年6月現在、恒大集団の総資産は1兆7,400億元で、現金、現金同等物、拘束現金134億元を含む。
恒大は2021年に債務不履行を経験し、プロジェクトの完了やサプライヤーや貸し手への返済に困難に直面した後、3月に対外債務再編プログラムを発表した。
同社は今年初め、長らく延期されていた財務諸表で総額810億ドルの損失を報告した。
2021年と2022年の純損失はそれぞれ4,760億元と1,059億元に上った。これは不動産価値の下落、土地の返還、金融資産の損失、資金調達コストによるものだ。同社がデフォルトに直面する前の2020年には、恒大は81億元の純利益を記録していた。